学校では学べない!システムエンジニアの実情
システムエンジニアとして活躍するためには、技術的に幅広い知識やスキルが必要です。しかし、本当に必要なのは、経験に基づく判断力と決断力、マネジメント能力です。開発プロジェクト推進時には、机上の技術論だけでは乗り越えられない様々な事態が起こります。本質的には、それらに対応すること、自ら経験することでHPとMPを増やしていくしかないように感じています。もちろん、最新技術情報やトレンドは常に学ぶこともおろそかにはできません。年収も年齢制限も、スキル次第で乗り越えていけるものだと思います。
学校では学べない!システムエンジニアの実情の記事一覧
コンピューターシステムの設計や開発を行うシステムエンジニアは、主に業務アプリケーションの開発に携わっているという人が多いようです。システムエンジニアは、企業が求めるシステムをヒアリングし、それを分析してシステムを設計、開発し、テストを繰り返して不具合をなくした後、クライアントへ納品するという流れで仕事を行っています。SEの年収は400~600万円程度。ただし扱う範囲によって異なります。フリーになった場合、成功すれば年収800~1,000万円ということも。プログラミングやITの知識だけでなく、コミュニケーション能力や論理的思考力と共に、集中力を保つことができる人に向いている仕事です。
システムエンジニアになるために必要なスキルといえば、まずテクニカルスキルを思い浮かべる人が多いかもしれません。プログラマからシステムエンジニアへキャリアアップする人も多いため、システムエンジニアはプログラミングができて当たり前と思っている人も多いようです。しかし、システムエンジニアという仕事をする上で本当に必要なスキルはプログラミングスキルではありません。システムエンジニアに必要なスキル、不要なスキルについて解説します。
システムエンジニアには、35歳定年説というものが存在します。35歳を超えると仕事をすることができなくなるというのです。その根拠としては、まず日々進化するIT技術に頭がついていかなくなるということがあります。なまじこれまでの経験があるだけに、新しい技術を受け入れ難くなるようです。さらに残業・徹夜が当たり前の仕事に体力がついていかないという身体の限界も加わることで、35歳あたりで挫折する人が多いということのようです。しかしその年になるまでに、現場で働くことだけに依存するのではなく、マネージャになるといった働き方を変えることで、SEとしての寿命を延ばすことはできるはずです。
多くのシステムエンジニアが目標とするポジションが開発現場の管理責任者であるプロジェクトマネージャです。プロジェクトマネージャとして経験を積むと、転職や独立にも有利です。現場経験が豊富なほど求人市場での価値も上がり、より高い条件の仕事に就くことができるようになります。プロジェクトマネージャを目指すシステムエンジニアに向けて、プロジェクトマネージャの役割や資質などを解説します。プロジェクトマネージャとして活躍するなら、マネジメントスキルは必須です。